久しぶりに会った先輩になんばにて昼飯を奢ってもらい昔話に花を咲かせ解散した後オタロードを歩いているといつもより多い客引きの中に異(い)なる存在があった
男女の外国人がなにやら露店をしており男の方は2色の紐でブレスレットを編んでいる
正面から離れて見ていた俺は女の方に手招きされホイホイと近づいていった
そのまま去ってもよかったのだが段ボールに書かれている内容も気になったのだ
日本語で私たちのワールドツアーをサポートしてくどさい!と書いてた
はぇ〜そんでブレスレット売ってんすねぇ〜
ブレスレットを着けられて「他の色も言ってくれたら編むよ(英語)」と言われたのだが最初に着けてもらったやつが赤とネイビーというファイアーエムブレムエンゲージの主人公カラーで俺は割と気に入ったので
「(これいくら?って英語でなんだっけ)……ハウマッチ?」と聞くと
1000yen
たか
まあ昼飯奢ってもらったしええかと思って買い「ナイス(適当)」と言ってその場を後にした
正直その辺の天王寺とかに湧く「恵まれない子供達に金くれ」って日本語で書かれたカード提示してきて金せびってくるタイプの外人かなとも思ったけどその場でブレスレット編んでるしやってる感はあったからいいんじゃないですか(少なくとも物という見返りはある)
あとはまあ嘘だったとしてもワールドツアーとやらの中で応援してくれた人が少なからずいたっていう良い思い出になってくれたらいいな
俺のこと忘れないで(激重感情)
俺は英語ある程度読むのと聞けるだけで書いたり喋ったりはできないからこういう時それができたらお話しできたのにって思う
あの人たちはどこから来てどこまで行くんだろうな