日比谷チラシの裏

日記だとかツイッターでやるには少しばかり長いツイートとか

セールスマンに捕まったお話

とんでもねぇ待ってたんだ(歓喜)


某日

府内某所

俺は定期券を買いに(ついでに練り歩くために)ここへ来ており友人(特撮マン)も行く予定があったらしいので共に練り歩くために待ち合わせをしていた

そろそろ着くとの報せを受け冷やかししていた某巨大電気屋チェーン店から出たところでそれに目をつけられた

綺麗めな女の人にお時間いいですか?1〜2分で済むのでアンケートに答えて貰ってもいいですか?と捕まった

前も書いたが俺はこういうのは断るのも面倒なのでとりあえず乗ってあげるカスお人好しである(その結果が添い寝リフレなわけだが)

アンケートの内容はいつごろ結婚したいだとか悩みだとか尊敬する人はいるかだとか新商品のデザイン案どれが親しみやすいかとあと職業を問われた

女の人「すみません〜。20代の男性の方にアンケート実施してるんですけどおいくつですか〜?25歳なんですね〜!私23です〜。結婚何歳ぐらいにしたいとかありますか〜?」

俺「結婚は29〜30ぐらいにしたいですね(大嘘)」

女の人「めっちゃわかります〜」

職業なのだが俺は匿名で不特定多数に発信する際はまあニートなんですけどね。と開き直れるのだが(あとはクレカの勧誘を避ける時)こう少し対面して話していると普通に見栄を張る人間なので(クソニート)前職のことを話した

俺「研究の末端やってますね。この場合はその他に丸ですかね…あ技術系ありますねこれですこれ」

女「頭いいんですね尊敬します〜」

俺「末端ですよ末端軽い計算と書いてることできりゃ誰でもできます」

女「なんかすごい誉め立てる言葉」

俺はメンヘラなので自分で褒められるようなことじゃないことを褒められると俺はそんな人間じゃない…と心を痛め(じゃあ嘘つくなよ)ながらアンケートに記入していった

電話番号を書く欄もあり名目上はフェアだとかのお知らせの連絡手段の為らしい

特撮マンも来たしパッパとやるかとアンケートに答え終わった後ティッシュと簡素な紐のブレスレットを貰った(何個か色あるのを選ばせてくれる)


俺「アンケートに捕まってたから電話出れんかったわめんご。そんでこれ(ブレスレット)貰った」

特撮マン「ほーん。ブレスレットって袖の上じゃなくて下じゃない? 袖めくれた時にチラッと見えるのを良しとするやつやと思う」

俺「目から鱗


この時はまだ60%ぐらい普通にそういうキラキラした俺に無縁な業界の真っ当なアンケートなんだなって思ってた


そして本日友人共とカラオケ中に電話がかかってきた

女「今は何してますかお手隙ですか〜?」

俺「友達とカラオケしてますよ時間大丈夫っすよ」

女「お邪魔しちゃ悪いです〜後でかけ直すので大丈夫な時間帯教えていただけますか〜」

俺「20時以降ならいっすよ」

女「それぐらいにかけなおします〜」


帰宅して風呂とか入って20時

かかってこねえな買った本読んで待ってるかとパラパラと読む

そして約1時間後電話がかかってきた

女「すみません研修で遅れちゃいました〜」

俺「いっすよ」

女「すぐ大丈夫って言ってくれるのかっこいいです〜(?)」

商売の基本だろうがめっちゃ俺を立ててくる

褒められて悪い気はしない、という方もいるだろうが俺は友人間のクソふざけた会話でもない限りはどうでもいいところを褒められるとまず警戒する

女「カラオケ楽しめましたか〜何歌ってますか〜?」

俺「楽しかったっすよ昔の特撮の歌とか歌いますね今の曲とかもMステでみますけどそんなすね(本題に入んねえかな)」

女「わかります私も昔のやつ歌います〜今のやつは耳に入るけど覚えないですよね〜うんぬんかんぬん。あ、ブレスレットどうでしたか〜?」

俺「あぁ今日も着けてましたよ(大嘘)」

女「えぇ〜嬉しいです〜紫のやつですよね〜覚えてますよ私」

俺「ははは」

ブレスレットの色とか俺がどっか行った後にアンケートの紙にでも書いときゃいいんだよな俺ならそうするし

うんぬんかんぬんでまとめてしまったがそれはもうすごいくらいにわかります〜私もそうです〜な同意を都度挟んでくる

心理学だかにミラーリングという手法がある

相手と同一の仕草だとか話にめちゃくちゃ同意したりしてまるで鏡合わせにするように会話を行うことで相手の警戒を解いたり意識させることができる手法である

女「もう1人いたの覚えてます〜?先輩なんですけどなにか私が粗相がなかったかとか確認したいのでお電話変わってもいいですか〜?」

俺「いましたっけ(多分休憩とかに行ってたっぽいので実際いなかった)。いっすよ」

先輩「お電話代わりました先輩です〜その節はありがとうございました云々」

先輩(こっちも女の人)に代わるという話が出てきた時点で俺の中の怪しさ係数がMAXになった。営業の仕事だと最初のうちはアポを取った時点で先輩に代わるのは当たり前なんだけども

俺「いっすよ」

先輩「あ〜日比谷さん優しいですね〜あの子(さっきのやつ)優男好きなんですよ〜」

俺「(だからなんなんだよ)ははは」

これも前に書いたが俺は女に囲まれて育ったので話を盛り上げられるかはともかくそこらの典型的The・オタクの様に女に抵抗がないわけではないので水の呼吸拾壱の型・凪

先輩「あの日あの時に出会えたのは一期一会云々大事にしてまして」

俺「(この人自分がめっちゃ怪しいこと言ってる自覚あんのかな。まあ営業の時点でいろんなこと割り切ってやってんだろうな)はぇ〜」

敵「日比谷さんいっぱい知識もっていると思われるんですが(これの前に読んでる本の話だとかして理系なんですよねめっちゃ頭いいですもうGoogleですよこれみたいな褒められ方した)そんな日比谷さんにも私たちが教えてあげられることがあるんですよ〜」

俺「宝石の知識とかっすか?(すっとぼけ)」

敵「えぇ〜違いますよぉ〜そんなの日比谷さんなら知ってるでしょう〜?」

で適当に相槌を打っていると

母(神)「ご飯できたで」

俺「(渡りに船)ご飯出来たんで今日のところは」

敵「わかりました〜明日は何か予定ありますか〜?」

俺「髪の毛切りにいったり本の続き読んだりしますね」

敵「折り返してもいいですか〜?」

俺「いっすよ(大嘘)」


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